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 新社会党
2011年2月15日

  N関労東
    賃上げ要求月額5万円


ストで10春闘を闘うN関労
 東日本NTT関連合同労働組合(N関労東)は1月29日、東京都内で全役員集会を開き、今春闘で月額5万円の賃上げと、非正規で働く仲間の時給を1500円以上とすることなど春闘アンケートに基づく賃金要求を決定し、今11春闘をストライキを配置して闘うことなどを意思統一した。

 集会に招かれた全労協の中岡基明事務局長は、441兆円といわれる内部留保金をかかえながら、仕事のない労働者や、苦しい家計を省みようともせず「労使一体となってグローバル競争に打ち勝つ」とうそぶく日本経団連の姿勢を批判した。

 さらに統一的なベースアップを見送り、給与総額の1%引き上げを目標とする連合指導部の考え方の不十分さも指摘した。

 そして、大幅賃上げと反リストラ、格差の是正、政治の反動化を許さず、春闘を闘い組織拡大を目指すことなどを基本とした全労協11春闘方針を説明した。

 春闘アンケートは年々回収数が増えているが、集会後半、茨城支部から、「今年は配ったその日に持ってきてくれる仲間が多くて驚いた。職場の期待に応える責任の重大さも痛感した」と報告があった。



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