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2011年2月22日 |
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尼崎 |
労働会館の廃止阻止へ 利用者らが集会で交流
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兵庫県尼崎市が廃止方針を決めた尼崎市立労働福祉会館で2月12日、「残そう労働福祉会館尼崎市民集会」が開かれ、300人が参加した。
この集会は、尼崎地区労が呼びかけ、昨年5月に結成された労働福祉会館の存続を求める会≠ェ主催した。同会は結成以来、尼崎市議会への陳情署名活動に取り組み、最終的に4万6028筆の署名簿を提出し、労働福祉会館存続への市民の強い意思を表すことができた。
集会は共同代表でもあり尼崎地区労の酒井浩二議長の挨拶で始まり、労働組合、NPO団体、市民運動団体などが、同会館存続への思いをアピールした。
その後は、同会館で文化活動を行う各団体からのアピールとステージが繰り広げられた。学童保育の児童たちによる「けん玉」、ブラスバンド、ギター、大正琴、合唱、そして武庫川ユニオン音楽隊も出演した。
和やかななかにも労働組合をはじめ利用者、住民が同会館を通じて交流し、その大切さを共有することができる集会となり、最後に集会アピールを採択した。
尼崎市は当初予定していた2月市議会での廃止条例の提案は延期したが、未だ廃止の方針を撤回していない。求める会は、これからも一層運動を強め、存続を勝ち取っていく決意だ。(尼崎発)
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