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2011年3月8日 |
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JAL不要の整理解雇 撤回を
稲盛JAL会長に面談迫る 京都と東京で申し入れ行動
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JAL本社前には色とりどりの幟が林立し
稲盛会長を糾弾 |
春闘と結合 京都
2011春・争議支援京都総行動≠取り組み、京都市伏見区の京セラ本社に2月22日、抗議・要請行動を行った。
昨年大晦日に強行されたJAL大量不当解雇の撤回を求めて、丸山伸弥事務局次長をはじめ4人の仲間が航空労組連絡会からかけつけ、京都の90人の闘う労働者と不当労行為をやめない亀岡市のJA京都本店、宇治市の大久保自動車教習所への抗議行動にも連帯参加した。
稲盛和夫JAL会長が創業者である京セラの本社100メートルビルは、いつもは労務担当が100人ほどでピケを張るのだが、この日は全く予測していなかったようだ。代表団の申し入れに長時間待たせて総務部長が応対し、要請書を受け取るかどうかの押し問答をこれまた長時間やって、かろうじて文書を受理した。
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京セラ本社前で糾弾行動 |
「うちは関係ない」と京セラ本社は言うが、稲盛会長を始め3人の役員がJALに派遣され、週1回は京セラに帰ってきているとのこと。「どんな文書か不明では稲盛さんに怒られるだろう」の京都総評代表の発言であわてて文書受理をして、第1回の要請行動はとりあえず幕に。
オレンジの長大な横断幕で「日航は165人の無法解雇を直ちに撤回せよ」と訴え、「京都で働く労働者100万人の総意でこの大量解雇は許されない」と京都総評・梶川憲事務局長が主催者挨拶した。
「33年間、空の安全を守るために必死で働いてきました。必ず職場に戻ります」と原告の神瀬麻里子さんは力強く決意表明。「ジャンボ機の機長を務めてきた。稲盛氏は整理解雇をしなくても経営上問題なかったと発言するなど、絶対に許せない」と勤続34年、58歳になる飯田祐三さんの発言、「20年働き、50万人のお客さんを運んできた。必ず解雇を撤回させる」という伊丹空港の久村雅明さん(52歳)の発言に、30代女性は「本当に労働者の奮起に感激した。がんばろう」と感想を述べた。(京都発)
本社は厳戒 東京
東京・品川区のJAL本社前では航空連主催により、165人の整理解雇抗議・撤回申し入れ行動が2月22日午後3時取り組まれた。日航キャビンクルーユニオンメンバーは、お揃いのオレンジスカーフで参入。2月8日の「整理解雇は不要だった」という稲盛発言で、解雇された当該の人達の怒りはピークに達していた。
その後、原告団メンバーは、稲盛会長に申入書と署名簿を手渡そうと、本社に入ろうとしたが、警備員とJAL社員は入場を拒否。支援者と原告団は入口で、約40分にわたり激しいやりとりを続けた。本社側の頑なな態度にその場で申入書を読み上げ手渡した。原告メンバーは「整理解雇を撤回せよ」「稲盛は出てこい」のシュプレヒコールをあげた。(東京発)
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