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 新社会党
2011年7月5日

    JAL不当解雇撤回京都支援共闘を結成
    稲盛会長への大衆要請行動


ローカル3番目のJAL支援共闘会議結成
 6月21日のJALの不当解雇撤回を目ざす京都の闘いは、京都市内にある京セラ本社前での早朝宣伝行動から始まり、午後1時半からの市内繁華街での宣伝、3時京セラ本社前での稲盛会長への要請行動、夕方からの京都駅前での訴え、18時半からの京都支援共闘会議の結成集会と続いた。

 集会は200人を超す労働者・市民が集まった。これらの行動を主催したのは、京都総評に事務局を置く「日本航空の不当解雇撤回をめざす京都支援共闘会議準備会」。

 闘いはこの解雇を強行した首謀者であるJAL稲盛和夫会長(京セラ創業者=名誉会長)に、面会を拒否し続けている原告との直接交渉等を求めたものだった。乗務・客乗二つの原告団の団長をはじめ34人が入洛し、京都の労働者と行動をともにした。

 京セラ本社前では稲盛会長への要請行動。全労連・大黒作治議長と全労協・金澤壽議長始め、東京・大阪からたくさんの支援者が集結。岩橋祐治京都総評議長、大黒・金澤両議長、JAL不当解雇撤回裁判原告団・山口宏弥団長と力強い訴えが続く。40人近い大要請団から入場は5人にしぼられ、要請書を京セラ総務部次長に手渡した。

 
京都支援共闘の旗揚げ

 
18時半、京都市中京区のラボール京都ホールに満席の200人を超す労働者・市民が参加し、「日本航空の不当解雇撤回をめざす京都支援共闘会議結成集会」が開かれた。

 司会はJAL客乗原告団・鈴木圭子事務局次長と京都総評・稲村守事務局次長。稲村さんは京都総評は26年前、4年間京セラ・稲盛と闘い、22年ぶりの稲盛との闘いであることを紹介した。

 主催者挨拶を京都総評・岩橋祐治議長が行い、政府を引き出して解決させた国鉄闘争の意義を述べながら、国鉄闘争の果たしえなかった日本労働運動再生≠全労連・全労協議長がそろったJAL争議支援闘争で果たそうと訴えた。

 連帯して、全労連・大黒議長は、「国民支援共闘が、7月10日に総会を持つ。全労協議長と全労連議長が連名して闘うのは、結成以来22年にして初めてで、共闘が広がっている」と挨拶。

 全労協・金澤議長は、「JALの闘いは人権回復の闘いだ。日航の闘いは、国鉄闘争やかつての三池の闘いに匹敵する闘いだ。全労連・全労協が力を合わせ活路を開こう」と続いた。

 京都総評・梶川憲事務局長から行動予定・役員が提案され採択された。その後、34人のJAL原告団が登壇し、JAL客乗原告・内田妙子団長、JAL乗務原告・山口宏弥団長が「裏切ることなく、勝つまで闘います。よろしく」と挨拶。そして京都総評・佐々木眞成副議長が「整理解雇四要件への攻撃である以上、すべての労働者の闘いであり、再び大空で国民の安全が守ることができるよう闘いぬく」と閉会挨拶した。(京都)



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