トップ
 新社会党
2011年7月19日

    第3回反貧困集会
    なくそう! 官製ワーキングプア


各地の闘いの交流がすすめられた
 第3回反貧困集会2011なくそう!官製ワーキングプア〜国・自治体がワーキングプアをつくってどーすんだ?!≠ェ7月3日、東京・総評会館で開かれた。

 集会は、@雇用年限との闘い、A手当支給に挑む、B公共民間部門、C大震災・原発事故と雇用の4テーマでそれぞれ報告され、第2部として「雇用と公共サービスのあり方をめぐって?安定雇用と均等待遇こそ公共サービスの向上を生み出す」と題してパネル討論が行われた。

 雇用年限との闘いの概要は、次の通り。福岡市男女共同参画センター・アミカスに勤務する嘱託職員で組織される自治労アミカス嘱託職員ユニオンは、雇用契約の更新回数制限4回を満了する組合員の雇用継続を訴え、「これまでの勤務実績を踏まえた」非公募・特別選考試験で再雇用の道を開いていた。しかし、当局は選考試験の結果として組合員8名中3名(組合役員)を不合格として、団体交渉を開かずに、公募を開始し、3名を雇い止めにした。

 ユニオンは労働組合法7条の不利益取扱い、誠実団交拒否、支配介入にあたる不当労働行為として県労働委員会に救済を申し立てている。

 市当局は特別職非常勤職員は行政行為としての任用で、私法上の雇用概念ではないので一方的に雇い止めできるという。今日60万人以上とされる自治体の臨時・非常勤職員の不安定化と処遇の劣悪化を阻止するために一つ一つの闘いを支援して、つなげていくことが求められている。



事業内容のページへ 事業内容のページへ 詳細のページへ 受講申込みのページへ