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2011年11月15日 |
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校長交渉巡る発言で |
神奈川の学校事務職員4人を不当逮捕
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学校事務職員労働組合神奈川(がくろう神奈川)の組合員4人が10月25日、神奈川県警公安3課に強要未遂容疑で逮捕された。その後、2日に拘留を解かれ釈放された。
事件とされたのは、09年3月に横浜市立中学校の校長交渉での発言。議題は組合員に対する人事評価。当該の中学校勤務の組合員はこの年度に新規採用され、事務職員単数校に配属され、本来頼りにすべき管理職(人事評価制度上の観察指導者=校長、助言指導者=副校長)は、事務職員の仕事を知らなかった。
そのなかで事務職員業務を滞りなく勤めたにもかかわらず、校長評価は標準はBであるところを県内全体では1%にも満たない低評価Cをつけられたもの。
がくろう神奈川は、逮捕時に次のような声明を発表した。
労使交渉の席上、両者の主張が平行線をたどれば厳しい議論になるのは当然であり、交渉における言動を「強要未遂」と言うのは通用しえない話である。C評価の撤回とB評価への修正要求は、組合員への不当極まる評価を撤回させ、組合員の人権を守り名誉を回復するための正当なもの。
本件刑事弾圧は、手続き的にも道義的にも全く正当な労働組合活動に対する、警察の不当介入・不当弾圧そのものだ。逮捕・拘留を行った県警・検察・裁判所に強く抗議する。
加えて、逮捕された現職組合員の任命権者である横浜市教委と相模原市教委には、今回の逮捕・勾留を理由としたいかなる処分や不利益取扱いも行わないように要求する。今後も組合活動を決然と展開していくことを表明する。
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