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2011年11月22日 |
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京都 |
稲盛財団のイベントにJAL共闘が宣伝行動
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JAL稲盛和夫会長に抗議する一環として、京都市左京区の国立国際会館前で「第27回京都賞」授賞式会場前で11月10日午後2時から、宣伝行動を行った(写真)。
これは稲盛財団が毎秋実施し、今年は歌舞伎の坂東玉三郎さんやドイツ・アメリカの学者3人に各5000万円もの賞金を授与する催し。
この機会に、JAL165名の不当解雇撤回を求めて、日本航空の不当解雇撤回をめざす京都支援共闘会議が大阪支援共闘やJAL原告団・航空連とともに実施したもの。11月1日に結成された兵庫支援共闘からの参加も得た。
会場には、自立労連、憲法を生かす京都の会、中金労組、国労京滋、京教組、大阪全労協など支援組織の労働者・市民や当該原告団など35名が「稲盛会長(京セラ創業者)はJAL乗員・客乗原告と直接交渉せよ」などと大書した横断幕やノボリを持ち、授賞式参加の人たちに呼びかけ、ビラもまいた。
会場入り口向いに京都総評の宣伝車は止めていたところ、「会館のものだ」と言ってたくさんの男たちが現れ、「管理地だから出て行け」という(あとで聞いたら京セラの社員の語りだとわかる)。
やむを得ず、遠く離れた一般道路の入り口で宣伝車マイクによる宣伝を行った。「稲盛会長の不当労働行為は京都の労働者は許さない」と京都総評の岩橋祐治さん、JAL客乗原告・西岡ひとみさん、同乗員原告・久村雅明さんもマイクを握る。
たまたま近くを通った有名な学校の管理職の先生が、「私も支援しています」と名刺を下さった。あとで原告団がその学校に挨拶に寄せてもらうと、複数の先生がJAL争議の「支える会」に入会していただいたとのこと。
宣伝集約ではJAL原告団の2人が「必ず勝ってあの空の職場に戻る」と力強く決意を表明した。(京都・稲村守)
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