トップ
 新社会党
2011年12月13日

   2011レイバーフェスタ 
    原発とたたかう文化



参加者とともに「相乗り列車」を熱唱する
ジョニーHさん(中央)
 今年の労働者の文化の祭典・レイバーフェスタは12月4日、東京・大阪同日開催となり、10回目を迎えた東京のフェスタは東京・大久保のアールズアートコートで開かれた。

 今年のテーマは原発とたたかう文化。映画・韓国ドキュメンタリー映画『希望のバス』、朗読「父と暮らせば」などの上演とともに、構成舞台「原発労働者」や樋口健二さんの写真をもとにした講演や原発御用大賞の発表、ワーキングプア原発川柳の句発表など原発事故をもとにしたテーマが盛りだくさん。恒例の3分ビデオや歌などパフォーマンスも原発テーマが取り入れられた。

 原発ソング・レイバーソングのコーナーでは、ウクレレ片手に世相を風刺する日雇い労働者のスーパーアイドルといわれている愛知県笹島で活躍する路上芸人えぐれ笹島さんやバイオリンを武器路上生活者に寄り添い、その実相を歌い続けるみほこんさんらが会場の笑いを誘いながら聴衆を魅了した。

 不適格教員の烙印を捺され、都教育委員会と闘うジョニーHさんはバンジョーを手にロサンゼルスのオキュパイ運動で流行っているゴスペルを題材にして日本語にした「相乗り列車」を熱唱した。

 ワープア原発川柳には80名215句が投句。
 この痛み共有したいと炉の輸出
 詐欺師には教授の肩書よく似合い
 放射能漏れてカタカナ溢れ出す
 が大賞に選ばれた。

 今年のひとつの目玉となった国民を翻弄し不安に陥れた学者、文化人、政治家をノミネートし、投票で、原発御用大賞に山下俊一氏、勝間和代氏、枝野幸男氏を大賞に選んだ。中曽根康弘氏が特別賞になり、実行委員会が事務所を訪ね、その責を問う賞状を秘書に手渡した。その状況もビデオで報告された。

 フィナーレには集会売出し中のアイドルグループの制服向上委員会も駆けつけ、「ダッ!ダッ!脱・原発」を歌い会場は大きく盛り上がった。



事業内容のページへ 事業内容のページへ 詳細のページへ 受講申込みのページへ