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 新社会党
2011年12月27日

   全労協が春闘討論集会 
    12復興連帯、賃上げを確認



労働組合の社会的役割にふれる
金澤議長あいさつ
 全労協(金澤壽議長)は12月17日、東京都内で春闘討論集会を開いた。集会で金澤議長は、@原発事故は多くの不安と全国に広がる多くの被曝労働の問題、A不安定労働解消の派遣法改正の問題、BJAL闘争での更生会社の解雇の自由化を許せない、と挨拶した。

 続いて、亀谷保夫東北全労協事務局長が「震災復興にどう向き合うのか……私たちの任務」と題して報告、特別報告として、不当解雇と闘う日本航空労働者を支える会事務局長の柚木康子さんが支援を訴えた。

 亀谷さんは全労協の仲間の支援活動に謝意を述べたあと、3月11日以降の組合員の安否確認、支援活動について語り、今後の労働組合としての活動強化を決意表明した。

 春闘方針は全労協事務局長の中岡基明さんが提案した。

 その後、官公労、国労、全国一般全国協、全統一、郵政ユニオン、電通労組、昭和シェル労組、大阪全労協、神奈川県共闘、がくろう神奈川が、それぞれ組合、産別の闘いを報告した。

 全統一の中島浩書記長は中国人研修生などのシェルター活動や外国人登録法の改悪などを報告した。大阪全労協の高橋伸二事務局長は、維新の会との闘いの中でナショナルセンターの枠を超えた共闘運動の前進があったことを語った。がくろう神奈川は、不当弾圧があったが、不起訴で収拾され、これから反撃すると決意表明をした。

 
全労協の2012春闘方針のスローガン

 ○12復興連帯春闘勝利!人間らしく生活できる大幅賃上げを勝ち取ろう!
 ○東日本大震災被災地の復興と「脱原発社会」の実現に全力をあげよう!
 ○貧困・格差社会反対!非正規労働者の権利確立、均等待遇を実現しよう!
 ○沖縄・普天間基地即時返還―辺野古新基地建設反対!武器輸出三原則の緩和反対!
 ○JAL不当解雇撤回!整理解雇判例法理の破壊を許すな!
 ○「国民生活第一」を投げ捨て、原発推進・増税・TPP参加の野田政権糾弾!
 ○パート・派遣・外国人労働者などの非正規労働者、未組織労働者の組合加入を実現し、
   闘う春闘の大きな広がりを作りだそう!



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