沖縄・翁長知事の訃報に接して


2018年8月9日
新社会党中央本部

 沖縄県の翁長雄志知事は8日午後6時43分、沖縄県浦添市内の病院で亡くなった。67歳。
 4月に膵臓がんの手術を受け、治療を続けていた。
 辺野古新基地建設の阻止を最大の公約に掲げ、米軍普天間飛行場の辺野古移設を推し進める国と文字通り命を削った闘いをすすめていた。
 新社会党の岡アひろみ委員長は9日、次のように追悼した。

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 翁長雄志沖縄県知事の訃報に言葉もありません。
 翁長知事は辺野古新基地反対を掲げ就任して以来4年間、沖縄が置かれた差別的現実と苦悩に対し、県民と共に政権に対し怯むことなく不屈の闘志で闘われました。
 病魔とも闘わねばならなかった悔しさ、無念は計り知れませんが「沖縄の平和な暮らしを求めて闘う」ことは、翁長さんと県民が今もこれからも共有するものであることに変わりはありません。
 新社会党は、埋め立て承認撤回の手続きに入ることを表明され、そして逝かれた翁長知事の志と共にあります。県民の意思、自治に背を向けてきた政権に対し、より粘り強い闘いを起こさなければならないと改めて決意し、心から翁長知事のご冥福をお祈りします。 

                                               新社会党委員長 岡アひろみ