沖縄知事選へ新社会党声明

2018年10月1日
新社会党中央本部

 

「辺野古が唯一の選択肢」と安倍政権はそう繰り返して辺野古新基地建設工事を強行してきた。沖縄知事選選挙後すぐにでも護岸に土砂投入開始とも云われていた。そんな状況の中での知事選だったが、沖縄県民は4年前と同じく「新たな基地はこれ以上要らない」という確固たる意思を示し、玉城デニー氏を過去最高得票数で勝利させた。それは急逝された翁長雄志知事の遺志であり、沖縄県民の平和への願い、歴史的審判である。

 安倍政権は、この県民の意思を重く受け止め辺野古新基地建設を即時停止しなければならない。これ以上沖縄県民を苦しめ、分断させるようなことがあってはならない。そして文字通り「新たな沖縄の発展」の出発点としなければならない。

 新社会党は、現地沖縄の皆さんをはじめ、この間、全国で新基地建設に反対し、沖縄の尊厳ある自治の確立のために連帯してきた多くの皆さんと引き続き闘う。同時に、知事選勝利で示した野党共闘の「陣形」強化に努力し、来たる参院選勝利のために奮闘する。



                                  以上