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山下けいきさん |
新年早々の1月20日告示、27日投票で大阪府茨木市議選が闘われるが、新社会党は山下けいきさん(59歳、府本部委員長)の10期目を期して全力で取り組んでいる。今回から2議席削減の30議席に、候補者を増やしているのが大阪維新の会、新人も多数予定しており、40名ほどで争う多数激戦が予想される。
茨木市では、山下さんが市議を辞職して挑んだ昨年4月の市長選で維新の市長が誕生、維新の府知事と一体の競争、民営化、指定管理者への移行≠ェ乱暴に進められている。
その一つが授業アンケートと学校アンケート。このアンケートは維新が多数を占める府議会で制定された条例をてこに教師、学級、学校を競わせるもの。マークアンケートで4段階評価するが、「普通」や「分からない」の選択肢はなく優劣の判断を強いる。評価の低い教師は解雇できる規定が設けられる一方で、教師の力量を高めると言いつつ、管理職だけが見ることができ、当の教員には非公開、これではパワハラの材料になりかねない。
記入する保護者にしても、生活に追われて判断材料がない中で戸惑いが大きい。管理と競争を強いて教員を萎縮させ、言いなり教師を作るための道具に過ぎないといえる。
山下予定候補は維新による生活や教育の破壊を許さず、ヨウ素剤の備蓄をはじめ原発放射能対策など、いのちとくらし優先の市政を訴えている。
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