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ぬきなゆうな氏 |
任期満了に伴う神戸市長選挙は10月13日告示、28日投開票で行われるが、新社会党は無所属新人の、ぬきなゆうな氏(61歳)を支持、9月27日に「敬老優待乗車制度を元の無料制度にするなど、市民のくらしを守り、福祉・医療など、いのちを大切にする市政を実現する」など5項目の政策協定を結んだ。
ぬきな氏は「市民にあたたかい神戸をつくる会」の共同代表。同会が擁立し、共産党が推薦している。ぬきな氏を含めいずれも無所属の新人4人が立候補する見込み。
ぬきな氏は、敬老パスの無料制度復活や借り上げ復興公営住宅の入居継続などを公約に掲げ、また、憲法と地方自治を市政の基本に据えること、非核神戸方式の堅持も掲げる。
新社会党県本部の粟原富夫委員長は支持決定の記者会見(9月9日)で、「徹底して弱者の立場に立ち、市民と共に歩む市政への転換、官僚でも企業家でもない、市民と共にある市長の誕生が求められている」と選挙の意義を強調した。
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