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山田のりおさん |
任期満了に伴う山形県最上町議選(定数12)は8月4日告示、9日投票で行われるが、新社会党は無所属新人で元国鉄労働者の山田のりおさん(67歳)を推薦、議席獲得へ全力を上げている。立候補は16人の見込み。
最上町出身の山田さんは国鉄に入社し、東京の新宿保線区で国労の分会書記長や委員長、また新宿地区労幹事や「人権と民主主義を守る会」共同代表を務めるなど地域でも活躍した。05年にJR東日本を退職後、最上町に帰り、年金者組合山形県本部の執行委員を務めている。
山田さんは、隣接する宮城県加美町を環境省が放射性廃棄物を含む指定廃棄物の最終処分場候補地としているのに町議会などの動きが鈍かったことから「黙っていていいのか。反対の声を上げよう」と町議選への立候補を決意した。
山田さんは選挙戦で放射性廃棄物処分場問題のほかに、「TPPは農業の切り捨て」「年金切り下げ・消費税引き上げで生活が苦しくなっている。庶民の声を上げよう」「子や孫を二度と戦場に送らない。戦争法案反対」などと訴えている。
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