松平要さん

　任期満了に伴う東大阪市議選(定数38)は９月20日告示、27日投開票で行われるが、新社会党は前職で党大阪府本部副委員長の松平要さん(57歳)を公認、前回の雪辱・議席回復へ全力で取り組みを進めている。今回から定数４減のところに51人前後が立候補の見込みで大激戦だ。
　東大阪市では昨年、政務活動費の不適切な支出が５年間で３９００万円にも上ることが発覚した。監査委員は８割もの議員に不適切な支出があったと報告、市長はとくに悪質な２人を詐欺や有印公文書作成などで告訴した。
　一方、市長はラグビー・ワールドカップの会場となる花園ラグビー場を毎年３０００万円の赤字が出ることを承知で近鉄から譲り受け、モノレールの延長で70億円もの負担金を大阪府と勝手に合意するなど、市民不在の箱モノ行政を進めており、市民の批判が強まっている。
　松平さんは、４期16年の実績と市民目線を軸に、｢いのちと暮らしを守る市政｣を掲げて、｢政務活動費はゼロからの見直し｣、｢脱原発社会を後押しする自治体施策の推進｣を目指し、連日精力的に支持を訴えている。
　党大阪府本部は当選へ知人・友人紹介を要請している。

　松平要事務所
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