川�ｱ卓志さん

池上文夫さん

西本章さん

　任期満了に伴う広島県福山市議選（定数40 ）は４月３日告示、10日投票で行われるが、新社会党はいずれも現職で７期目を目指す川�ｱ卓志さん（68歳）、５選を目指す池上文夫さん（64歳）、４選を目指す西本章さん（63歳）の３人を推薦、現有の３議席を守るために全力を上げている。
　２月上旬に開かれた説明会には現職31人、新人12人の43陣営が出席したが、44人が立候補する見通しで激戦が予想される。
　前回の投票率は49・11％で当選ラインは２５０５票、次点から３人は28〜39票の僅差という選挙だった。今回、無所属新人の１人は、おおさか維新の会の公認を申請しているという。
　新社会党推薦の３人は、それぞれ地域を歩いて政策を熱く訴えて支持を広げている。
　市議会副議長も務めたベテランの川�ｱさんは、６期24年の実績を背景に「人の命が輝きを育むまち　百万本のばらのまち福山をめざします」とさわやかな弁舌で街頭でも支持を訴えている。政策の柱も「平和、地域、教育、子育て、福祉、環境」と具体的だ。
　「真実一路・全力投球」の池上さんは、「安心･安全･福祉のまちづくり」を掲げて奮闘している。具体的には、�@市民が主役の市政�A弱い市民が大切にされる社会�B子どもたちが輝き、若者が夢と希望をもてる�C働く者の権利を守り、地場産業振興などが柱だ。
　西本さんは、「人がすき、平和がだいすき」をキャッチフレーズに、�@一人ひとりの命が輝き、戦争・争いのない街づくり�A働く人の願いを生かし、未来に誇れる街づくり�B高齢者や子どもたちすべての人が幸せに生きる街づくりなど「街づくり」を全力で訴える。