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2016.05.31
 
住民が主人公の村政を
石井としおさん復活へ全力 
 



上原公子・元国立市長(右)とともに「村民を大切にする村政の復活」を訴える石井としお前長生村村長(中央)=5月22日、長生村文化会館

 任期満了に伴う千葉県長生村長選は6月14日告示、19日の投開票で実施されるが、選挙戦は新社会党が推薦する前職の石井としお候補(65歳)と現職の小高陽一候補(63歳)との一騎打ちで激しい闘いとなっている。
 石井候補は「合併しない村づくり」を正面に掲げて3選を目指した前回、相手陣営のなりふり構わない個人攻撃・中傷によって57票の僅差で苦杯をなめた。今度は捲土重来・村政奪還を期しての闘いだ。石井候補は昨年11月から村内をくまなく歩いて村民との対話を重ね、すでに3巡目に突入している。
 「いき活き元気、ながいき村」をスローガンに、子育て支援や福祉と教育など6つの政策と「住民が主人公」の村づくりを訴え、毎週火曜日には『石井としお通信』号外を発行、早朝5時30分から駅頭に立って支持を訴えるなどエンジン全開で戦い続けている。
 一方の相手陣営は、自民党県連や県「連合」の推薦も取り付け、「国との太いパイプ」を宣伝材料に保守系議員や運動員を使って集票活動を活発化させている。まさに情勢は混沌としており、最後まで予断を許さない情勢だ。
 こうした中、5月22日には「いき活き元気・ながいき村演説会」が長生村文化会館大ホールで「平和が第一」と訴え続けている元国立市長の上原公子さんを招いて開かれ、近隣の自治体議員や「ママの会@ちば」、福島原発避難者らが激励に駆けつけた。
 会場は500人の熱気で大きく盛り上がる中で決意表明に立った石井候補は、急浮上した「学校給食のセンター化問題、認定子ども園建設による3つの保育所を廃止する問題」について、「学校給食の自校方式守る。保育所の統廃合でマンモス化され、質の低下や民間委託化の危険もある。計画はいったん凍結し、村民の意見を十分聞いて対応する」として、村民無視の小高村長との政策の違いを鮮明にした上で「県内で唯一の村・長生村を輝く村にしたい」と力強く訴え、大きな拍手に包まれた。
 村民を大切にする長生村政の復活へ、石井さんは勝利を目指して全力で走る。(千葉発)



惜敗 石井としおさん  3926票  次点落選 
 
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