新社会党
  1. トップ
  2. 週刊新社会
  3. 今週の新社会
  4. 2012年1月17日
2012.1.17
土浦市議会 東海第2原発
廃炉を決議 
茨城県土浦市・坂本繁雄

 昨年12月20日に開かれた茨城県土浦市議会本会議で「東海第2原発の再稼動中止と廃炉を求める意見書提出の請願書」を全会一致で採択し、内閣総理大臣をはじめ関係大臣及び茨城県知事へ意見書を提出することになりました。



 趣旨説明する
 井坂正典議員
土浦市における東海第2原発の再稼動中止と廃炉を求める運動は、9月11日開催の市民会館ホールを1200名が埋め尽くした「広瀬隆講演会」が始まり。7月に結成された「脱原発ネットワーク茨城」との共催で行われたこの講演会は、私たちの力を総動員し、「脱原発」実現に向けた私たちの思いの全てを吐き出しました。ついには「札止め」とまでなった前代未聞の集会でした。


 広瀬さんが「脱原発」を提起した集会から、「東海第2原発廃炉」の署名と土浦市議会で廃炉決議を勝ち取る準備が始まりました。講演会に参加した知り合いに署名をお願いしていたところ、土浦地区長連合会の会長さんを紹介され、ブロック会で反対がないので171町内に署名簿を送っていいとの承諾を得、強制ではないことを前提に、全町内に1万600枚の署名簿を送りました。
 
 議会内では、総務委員会での折衝が続き、井坂正典議員が議長をはじめ議員への説明と説得を行いました。難色を示していた公明党(5名)も「廃炉」決議に賛成となり、28名の議員全員が賛同しました。

 行政組織である町内会が全市で廃炉署名を回し始めていたことや、12月12日につくば市内で行われた「ハイロパレード」が新聞報道されるなど好条件が重なりました。


 いつも県知事寄りの町内会と県内では歴土史ある市議会で、市議全員が「東海第2原発廃炉」に賛同したことは、他市町村に与える影響には大きいものがあると思います。


 市議会事務局には、東海村民から「よくぞ、廃炉の決議をしてくれた」と賛辞の手紙が届けられました。その一方、日本原電が慌てて状況を聞きにくるなど、影響の大きさがうかがえます。


 土浦市議会の「廃炉」決議を梃子(てこ)に、東海村の村上達也村長と連帯し、署名の継続と他市町村への働きかけを強め、何としても6月の再稼動を阻止し、東海第2原発を廃炉にしようと決意を新たにしています。 土浦市における東海第2原発の再稼動中止と廃炉を求める運動は、9月11日開催の市民会館ホールを1200名が埋め尽くした「広瀬隆講演会」が始まり。7月に結成された「脱原発ネットワーク茨城」との共催で行われたこの講演会は、私たちの力を総動員し、「脱原発」実現に向けた私たちの思いの全てを吐き出しました。ついには「札止め」とまでなった前代未聞の集会でした。


 広瀬さんが「脱原発」を提起した集会から、「東海第2原発廃炉」の署名と土浦市議会で廃炉決議を勝ち取る準備が始まりました。講演会に参加した知り合いに署名をお願いしていたところ、土浦地区長連合会の会長さんを紹介され、ブロック会で反対がないので171町内に署名簿を送っていいとの承諾を得、強制ではないことを前提に、全町内に1万600枚の署名簿を送りました。


 議会内では、総務委員会での折衝が続き、井坂正典議員が議長をはじめ議員への説明と説得を行いました。難色を示していた公明党(5名)も「廃炉」決議に賛成となり、28名の議員全員が賛同しました。


 行政組織である町内会が全市で廃炉署名を回し始めていたことや、12月12日につくば市内で行われた「ハイロパレード」が新聞報道されるなど好条件が重なりました。


 いつも県知事寄りの町内会と県内では歴土史ある市議会で、市議全員が「東海第2原発廃炉」に賛同したことは、他市町村に与える影響には大きいものがあると思います。


 市議会事務局には、東海村民から「よくぞ、廃炉の決議をしてくれた」と賛辞の手紙が届けられました。その一方、日本原電が慌てて状況を聞きにくるなど、影響の大きさがうかがえます。


 土浦市議会の「廃炉」決議を梃子(てこ)に、東海村の村上達也村長と連帯し、署名の継続と他市町村への働きかけを強め、何としても6月の再稼動を阻止し、東海第2原発を廃炉にしようと決意を新たにしています。
 ↑上にもどる
一覧へ
TOPへ