新社会党
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2013.12.17
安倍内閣打倒
秘密保護法に怒り 


 安倍政権は12月6日の参院本会議で、憲法と民主主義の転覆を図り恐怖と威嚇で自由を圧殺する特定秘密保護法を暴力的手法で自民、公明の賛成多数により可決、成立させた。国会前は終夜、「廃案にせよ」「自由を守れ」と訴える市民の怒りで埋まった。夕刻に都内で開かれた1万5000人集会は、反自由・民主主義の戦後最悪、最も危険な安倍政権の打倒を宣言した。
 
 廃棄へあきらめない

 国民の8割が法案の慎重審議を求め、地方公聴会でも反対意見が多数であったにもかかわらず、安倍政権は強行採決した。法案は戦争への道を進み、憲法改悪を射程に入れた悪法だ。1万5000人集会は「憲法の転覆を図るクーデター法、自由を圧殺するテロリズム法」だと言い切った。国会前で廃案を叫ぶ市民の怒りは、腹の底からのものだった。たとえ、法律が成立しても手を拱いているわけではない。集会実行委員会の海渡雄一弁護士は、「あきらめない。成立したら翌日から廃棄の闘いを始めよう」と呼びかけた。沖縄選出の糸数慶子参院議員も「安倍政権打倒」を訴えた。新社会党は政権打倒へ、政治勢力の結集を呼びかける声明を出した。

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