新社会党
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 2014.12.23
最悪の選挙結果
改憲が日程に

 解散・総選挙の投開票が12月4日にあり、自公が3分の2を超える最悪の政治状況が生まれた。新社会党が推した社民党は照屋寛徳氏(沖縄2区)と吉川元氏(九州比例)が当選、現状を維持した。沖縄選挙区では自民候補が全敗。投票率は戦後最低の52・66%。


 定数は今回から5減の475 (小選挙区295、比例代表180)。自民は公示前より4減、公明が4増となり改憲発議に必要な3分の2(317議席)を9議席上回った。民主は11議席増やしたが二大政党制に遠く及ばなかった。改憲勢力の第三極はバラけた。その中で共産が一挙13議席増の21議席となった。
 同日、安倍首相は「2年間の信任をいただいた」と述べ、アベノミクス継続、憲法改定へ衆参の多数派形成と国民理解の獲得、地球儀を俯瞰する戦略的な外交、切れ目のない安全保障体制、沖縄の米軍普天間基地の名護市辺野古への移転をあらためて表明した。総選挙でリセットを終えた安倍政権。24日開会の特別国会で首班指名を受け、第三次安倍内閣が始動する。


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