新社会党
  1. トップ
  2. 週刊新社会
  3. 今週の新社会
  4. 2015.04.21
2015.04.21 
  統一自治体選
 後半戦にはずみ 神戸市で議席守る


 統一自治体選の前半戦が4月12日に投開票され、新社会党が公認・推薦・支持した候補者が都道府県議選で6人、政令市議選で4人が当選した。注目の神戸市議選(定数69)では、党兵庫県本部(粟原富夫委員長)は現職の2人の公認候補を中央区(定数6)と灘区(定数6)に擁立して闘い、現有2議席を守り抜いた。


票を上積みして当選した粟原富夫さん=4月12日 
 あわはら富夫候補(61歳)が8選をめざした中央区は、今回から定数が1増のところに若い新人4人を含む9人が立候補、激戦区となったが、あわはら候補は前回より380票増の4586票を獲得。順位も一つあげて4位で当選した。
 よもやの最下位当選となった前回。今回は陣営が危機感で最後まで引き締まり、地元の団地では「支える会」も新たにつくられた。とくに、市内中心部の三宮駅周辺の再開発を優先させようとする開発行政の復活の動きを鋭く批判。「今こそ高齢者の福祉の充実を」など、生活に密着した訴えが有権者に響いた。


女性の支援者を支えに当選した小林るみ子さん=4月12日 
 小林るみ子候補(64歳)の灘区では9人が立候補。女性の支援者たちの支えを大きな力に、小林候補は3963票を得て前回と同じ5位で当選、4選を果たした。「くらし・いのち・平和」をスローガンに掲げ、選挙戦では街角での演説に積極的に取り組み、雨の中でも連日10数カ所のスポット演説を重ねた。
 なかでも「介護」や「子育て」の課題に焦点を当てた訴えに大きな手応えを感じた。街頭でも、介護の不安や負担を抱える有権者から共感と期待を込めた反応が寄せられた。(兵庫・上野)


 ↑上にもどる
一覧へ
TOPへ