署名121万2281筆提出
「沖縄県民の民意尊重と、基地の押し付け撤回を求める全国統一署名」運動が全国で展開されているが、3月9日には第一次の「国会提出集会」が衆院議員会館で行われ、121万2281筆が4党1会派の国会議員に手渡された。
署名は、名護市辺野古への新基地建設をやめることなど5点の要求を請願事項として取り組まれ、新社会党も各地で行っている。
提出集会では、沖縄平和運動センターの大城悟事務局長、評論家の佐高信氏、鎌田慧氏から沖縄の闘いに連帯する挨拶があった。国会議員では伊波洋一、糸数慶子の両参院議員(沖縄の風)、近藤昭一(民進党)、志位和夫(共産党)、玉城デニー(自由党)の各衆院議員らが決意表明。社民党は照屋寛徳衆院議員が出席して「オール野党」が署名を受けとった。
この中で糸数参院議員は、「沖縄県民は希望をもって諦めないことが様々な闘いに勝つこと」と述べ、辺野古や高江の闘いを粘り強く進める決意を力強く語った(写真)。
また、今後の活動計画が提案され、署名活動は引き続き継続し、最終締め切りを4月25日とすること、4月19日に都内で計画されている大規模な集会を全力で成功させることなどを確認した。
なお、沖縄では3月25日にキャンプシュワブ前での大規模集会や、沖縄平和センターの山城博治議長ら3人の釈放を求める行動など様々な活動が計画されている。山城議長は昨年10月17日に不当逮捕されて以来長期にわたって拘留され、17日には那覇地裁で初公判が開かれたが、早期釈放要求署名運動や、国際人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルが不当性を勧告するなど、山城釈放を求める声が日に日に大きくなっている。
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