東京で全国集会 福島でも
福島原発事故から6年を経た3月20日、「いのちを守れ!フクシマを忘れない さようなら原発全国集会」が東京の代々木公園で開かれた。「さよなら原発 一千万署名 市民の会」が主催し、「戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会」が協力した。
暖かい日差しの中、1万1000人の参加者は改めて脱原発の決意を集会とパレードで固めた。
集会は、第一部の野外ステージライブに続き、女優の木内みどりさんの司会で進められ、主催者挨拶では落合恵子さん、フクシマ関連報告では原発避難者、避難者支援の共同センター、原発被曝労働者と訴訟支援など次々に原発被災・被害者の立場から訴えた。各地の原発裁判を闘っている弁護士の河合弘之さんが映画監督として「甲状腺子ども基金」への協力を要請した。
当面する行動提起があり、呼びかけ人の鎌田慧さんが閉会の挨拶で「6年間で脱原発の流れは強まり、原発や産軍複合体の企業は凋落し、確実に自然エネルギー社会に向かっている」と述べた。
集会後、参加者は2コースに別れてパレード、沿道の買い物客などに「反原発・脱原発」をアピールした。
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