2018.12.25
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沖縄の意志を無視
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土砂投入を強行 ~安倍政権 辺野古に~ |
あきらめずに闘い続ける
政府・防衛省は12月14日、沖縄・辺野古海域への土砂投入開始を強行した。辺野古新基地建設問題は、9月の知事選で反対を掲げる玉城デニー氏の圧勝で県民の意思は明確に示された。辺野古の埋立て強行は、県民の声を踏みにじる違法・不当な暴挙。沖縄と本土で埋立て中止を求める声と抗議が広がっている。
沖縄県はこれまで、土砂埋め立ては違法とし様々な行政指導と同時に、政府に対話を呼びかけてきた。13日にも玉城知事が急きょ上京し、岩屋毅防衛相、菅義偉官房長官に埋め立て中止を要請した。
政府はこれを完全に無視、安倍晋三首相らが繰り返す「沖縄県民に寄り添う」がその場しのぎのウソであることが完全に露呈した。
土砂投入の暴挙に14日、辺野古では座り込みなど抗議行動が展開され、玉城知事も抗議声明を発表した。本土では12日から防衛省前と首相官邸・国会前で抗議行動、14日当日は札幌をはじめ全国各地で抗議行動、座り込み、スタンディングなどが行われた。
土砂投入強行で政府が狙っているのは、県民の中に「諦め」の感情醸成だ。だが、沖縄県民は「勝つためには諦めない」。来年2月24日には、辺野古新基地建設の是非を問う県民投票が予定されている。本土側でも全国で粘り強い闘いが徐々に広がっている。
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