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  3. 2020.02.18
 
緊急署名スタート
改憲発議を許すな
新社会党も全力で取組む

 安倍晋三首相は今国会冒頭の施政方針演説で、改憲への執念を引き続き示した。憲法を巡る攻防がさらに激化している情勢を受け、「改憲発議に反対する緊急署名」活動の「キックオフ集会」が2月6日、東京都北区内で開かれた。「安倍9条改憲NО!全国市民アクション」が主催した。

 これに先立つ2月3日には、「市民アクション」と「総がかり行動実行委員会」が衆院第二議員会館で記者会見を行い、緊急署名の趣旨説明と決意を表明した。6日の集会はこれを受けて、「許すな政治の私物化!STOP改憲発議!新署名スタート!安倍政権を退陣させる!2・6市民集会」と銘打って開かれた。

 集会では、古賀茂明氏(元内閣審議官、フォーラム4代表)と宮子あずさ氏(看護師)が発言。また立憲各野党、各分野からの発言、「おしどりマコ・ケン」のトークが加わった。

 開会挨拶で大江京子弁護士は「改憲発議に反対する緊急署名」活動の趣旨を説明。署名は「平和・人権・民主主義を取り戻す」運動として提起した。また、古賀氏は安倍政権の政治、経済、外交と、これに従属するメディアをデータで示し糾弾した。宮子氏は、署名は個々人の命と権利や憲法大原則を取り戻す闘いと発言した。

 行動提起では、これまでの署名の総括を踏まえ、全国津々浦々の「草の根の力」で運動を展開しようと呼びかけた。 新社会党は、緊急署名の運動にも積極的に取り組み、新たな決意で再スタートする。 *署名用紙は、「安倍9条改憲NО!全国市民アクション」のホームページからダウンロードできます。