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 2018.06.26

改憲阻止3000万署名を続ける
『平和憲法』を『戦争憲法』に変えさせない

『みじめな戦争想い出す』
~国民をバカにしている安倍首相~

リレートーク 
 「平和憲法」を「戦争憲法」に変えさせようとする改憲発議を阻止しようと、全国津々浦々で改憲阻止3000万署名に皆が奔走しています。
 新社会党岡山県本部も憲法月間の取り組みとして5月13日に街頭宣伝、5月20日には憲法記念集会を開催しました。
 街頭宣伝では、胸にゼッケン、ビラ配り、署名のお願い、さらに党員のリレートークで駅を通る通行人に呼びかけました。街頭宣伝後、1時間ほど参加者でこの日の感想を話し合いました。次のような意見が出されました。
 「私は自民党支持者だが、安倍首相の権力をかさに着てごり押し政治を行っている姿をみると安倍さんには即刻やめてもらいたいと思う」というように自民党支持者でさえ怒りを含んだ顔で署名をしてくれた。
 「憲法9条って何」と高校生の集団。学校で教わってないと聞くと、「知らない」と素直な言葉が返ってくる。
 「平和憲法を変えさせてはならない。あのみじめな戦争を想い出すと怖い」と80代のご婦人が歩み寄ってきて署名をしてくれた。 
 「国民をバカにした国会での安倍答弁は許せない」と60代の女性は声を大にして署名した。 
 「私たちは県外の旅行者なので署名はできないが、今の安倍政治、議員、官僚も滅茶苦茶な発言をしているので信頼ができない」と70 代後半の夫婦3組のグループ。 
 「ビラを差し出し、ゼッケンを見て貰いながら話しかけた。今の安倍政治を支持しますか、どうですか? と問いかけると10人が10人ともに『安倍政治はおかしい』『許せない』『不支持』などの回答があった。署名をしてくれた人々は最後に『頑張ってくださいね』と皆が一言添えてくれた」のでとても嬉しい気持ちになった。
 「若い婦人、カップル、背広をバリッと着こんだサラリーマンたちは、チラシも受け取らず避けて通った」
 「高校生の男子生徒にチラシを渡しながら今の政治はあなたたちの将来を左右することになるのよ。家で両親や友達と話し合ってみて」と言うと、バッグに素直にしまい込んでくれた。
 「署名してくれた人たちが『頑張ってください』と言ってくれたのでうれしくなった」 「読売新聞でさえ『政治家不信 73%』『官僚不信 70% 』『政治不信 63% 』『政治の仕組み不信 59%』と信頼できない報道がされている

怒りがこもる
 意見交流をするとわかったことがあります。つまるところ数ではなくいろいろな意見や感想に誠実に耳を傾けて向き合うのか、頭から否定するのかという民主主義のイロハに気づかされました。私たちの運動も、署名をしてくれた人たちの心に怒りがこめられてこそ権力側にもプレッシャーになるということを実感しました。  
 リレートークでは、それぞれが思うこと一点について発言しました。
 「改憲阻止」はもちろんのこと、「小選挙区制度廃止」「働き方改革」の矛盾点などを訴えました。
 私もヘルパーとしてどのような条件のもとで働かされているのか、また全国的に介護保険料の値上げが各自治体別に新聞で発表されたことを訴えました。多い所では800円代、少ない所でも500円未満で値上げされています。サービスする側も受ける側も安心できないのです。
 また、労働基準法も守られず大企業優先の「働き方改革」に対してしっかりと目を向けなければならないこと、外交と称して世界各国に金をばらまいている安倍政権。国民の汗と命を削った税金を自分の思いのままに使う安倍政治は、本当に許せない! この改憲阻止の署名活動を機会に、もっと多くの人たちと対話して悪政を止めなければならないと思っています。