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  4. 2019.11.19

憲法公布大阪集会1万2000人参加
いかそう9条!

     

 日本国憲法公布73周年の11月3日、大阪市北区の扇町公園で「耀け憲法!いかそう9条!おおさか総がかり集会」が開かれ、1万2000人の労働者、市民が集まった。

 オープニングはラップ演奏で始まり、各分野からのアピールの合間に歌や、大阪朝鮮高級学校の生徒たちの舞踊が披露された。

 立憲野党の国会議員からは「国会での野党共闘の成果が現れてきている。1週間に2人の閣僚を辞任に追い込んだ」「関電の原発マネーの疑惑を徹底的に追及していく」と力強いアピールがあった。

 京都大学大学院の高山佳奈子教授は、「選挙に勝つための野党共闘の重要性、投票率を上げれば立憲勢力がもっと伸びるので周りの人に働きかける大切さ」を強調した。

 韓国の市民団体を代表して李承勲さんから「韓国の市民と日本の市民が連帯して軍事同盟ではない、友好関係を結んでいきたい」と連帯挨拶を受けた。沖縄平和運動センターの山城博治議長からは「宮古島のミサイル基地建設、弾薬庫建設に反対している」闘いの報告があった。

 最後に、兵器廃絶、森友学園追及、カジノあかん等々を闘う市民から挨拶・決意表明を受け、「安倍9条改憲発議を許さず、東アジアの平和と核なき世界をめざす」宣言を採択した。

改憲反対署名30万筆達成を~滋賀県民集会~
 「9条改憲を許さない滋賀県民集会」が11月3日、大津市内で宇都宮健児・元日弁連会長を招いて「安倍9条改憲NO!市民アクション・滋賀」の主催で開かれた。日教組滋賀県教組の内海善夫委員長が司会、共同代表の土井裕明弁護士が主催者挨拶した。

 宇都宮さんは、安倍政権がいかに貧困と格差を広げてきているかを数字で示しながら話し、運動の方向について、「民主主義の足腰を鍛えることの重要性」を強調、「自民党政治に根本的終止符を打つためにも地方議会の変革が重要」と訴えた。

 活発な質疑が行われ、閉会挨拶では9条ネット・滋賀の稲村守事務局長が、「参院選で滋賀では自民現職を下し、野党統一候補の当選を勝ち取り、参院の改憲議席割れをつくった。主要駅頭毎月19日署名宣伝行動や県民集会を柱に憲法や社会保障、原発、自治体民主化などの運動を発展させ、改憲反対署名をあと6万8991筆集めて目標の30万筆を達成し、衆院選勝利を」と結んだ。

1700名が守ろう9条!~憲法集会in京都~ 
 「生かそう憲法守ろう9条11・2憲法集会in京都」が11月2日、京都市の円山公園音楽堂で開かれ、安倍9条改憲に反対する市民ら1700名が結集した。憲法9条京都の会と安倍9条改憲NO!全国市民アクション・京都の共同主催。

 スタンダップコメディアンの松元ヒロさんのソロライブや憲法9条京都の会世話人の小笠原伸児弁護士の講演、市民団体からの報告などがあった。

 主催者代表の挨拶に続いて共産党、社民党、新社会党、緑の党の各代表から挨拶があり、新社会党は京都府本部の池内光宏委員長が「安倍内閣は、戦争法や沖縄の辺野古新基地建設、原発の再稼働、また消費税の10%など、国民の自由と人権、暮らしを根底から破壊してきた。絶対に許すことができない」と述べた。立憲民主党、国民民主党からメッセージが寄せられた。

 参加者は集会後、「9条は日本の誇り!」「憲法変えるな!政治を変えよう!」と声を上げ、京都市役所までデモ行進した。