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2013.04.09
東部労組市進学院支部
雇止め阻止でスト 

 
 大手学習塾の「市進学院」(本社・千葉県市川市)の専任講師8名が今年1月16日、会社に労働組合結成を公然化した。


 市進学院の専任講師は、1年ごとの有期雇用契約で働いている。組合員は20年以上にわたって契約を反復更新してきた。実態は常用雇用に等しく、名ばかり有期雇用になっていた。就業規則には、「50歳での更新が最後」になっており、51歳以降は雇い止めが明記されている。市進学院の講師は労働組合を結成して、このようなやり方を改めさせようと、3月31日にストライキに立ちあがった。社前抗議集会では支援者含め150人が「雇い止め・労働条件切り下げ」など撤回を求めた。


 学院側は、組合の申し入れに応じるとしておきながら、当日になって入口のシャッターを閉鎖し、会うことも文書の受け取りもしないという約束違反をした。怒った組合員、支援者が入口の前で何回もシュプレヒコールの声を上げた。
 当事者組合員からは、「多くの仲間の力強い支援に勇気をもらった。生活を守るためにも不当差別と首切り撤回に最後まで頑張る決意でいる」と今後も闘い続けると決意を述べた。
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