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多様なパフォーマンスも行われた反貧困集会 |
「国・自治体がワーキングプアつくって、どうすんだ」「なくそう!正規・非正規の壁を」をテーマに、なくそう!官製ワーキングプア・第5回反貧困集会が9月1日、東京都内に120名が参加して開かれた。
12時半に始まった集会のトップは「メトロレディブルース〜東京メトロ売店・非正規労働者のたたかい」のビデオ上映。明るく力強く闘う姿に、多くの共感が寄せられた。
続いて「ブラック自治体都庁を変えよう!じぇじぇじぇの巻」と題する模擬団交・模擬記者会見。組合員に事実を突きつけられてしどろもどろの生活文化局人事課長や猪瀬都知事の姿に笑いが起きた。
つづいて、荒川図書館労組、都消費生活相談員ユニオンの非正規労働者の司会で、以下のような盛りだくさんな内容が、韓国ソウル市、関西、富山県からのビデオメッセージや川柳パフォーマンスを挟んでスムーズに進行した。
報告としては、総務省2012年調査解剖、ボーナス要求行動の取組み、役所の雇用年限による解雇自由問題の提起、郵政の限定社員問題、非正規多数の大学教員の取組みなど5本、ひとことリレートークのテーマは「私は泣き寝入りしないで声を出した」で9人、特別企画として「TPPと公共調達・公契約条例」が3人から提起がされた。
当初の目的を踏まえながら、マンネリに陥らぬように工夫された集会は、今後取り組む課題の多さも提起した、次への一歩に繋がる集会だった。
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