全労協らが第85回日比谷メーデーを5月1日、東京・日比谷野外音楽堂で開いた。
冒頭、東日本大震災の犠牲者に黙祷を捧げ、今や忘れ去られようとしている連帯、救援・復興を基調に、平和と民主主義を守ろうと訴えて8000人が参加した。
集会は移住労働者と連帯する全国ネットワークが虐げられている外国人労働者の闘いを、JAL原告団が、不当解雇撤回求めた裁判闘争を報告した。
そして、先頃立ち上げられた戦争をさせない1000人委員会発起人の鎌田慧さんが、暴走する安倍内閣の動きを阻止するために労働者の立ち上がりを呼びかけた。
集会後、土橋、鍛冶橋の2コースに分かれて銀座周辺をデモ行進した。
連合(古賀伸明会長)は26日、第85回メーデー中央大会を東京・代々木公園で開いた。
ひな壇には安倍晋三首相、田村憲久厚労相はじめ、招請した10与野党の代表が来賓として参加し、会場からは、安倍政権が進める労働規制緩和に対して「残業代ゼロ絶対反対」を叫ぶ声が起きた。
古賀会長はあいさつで「労働基準法をはじめとする労働者保護ルール改悪に反対する」と労働規制緩和を批判した。
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