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2014.10.28
反貧困全国集会2014
各地の取組みを交流

  

 「反貧困全国集会2014〜生きぬくためにつながろう」が10月12日、都内の東京都生協連会館で開かれ、全国からの参加者も含め、約300人が参加した。
 午前中は、全国反貧困ネットワーク活動交流会と映画『続・メトロレディーブルース』『ウォール街占拠2011』の2部構成。
 午後はブラックアルバイト、非正規雇用、JK (女子高生)産業や子どもの貧困、生活保護、住宅問題に取り組む人々からのメッセージと課題の共有化を目的にシンポジウム。パネラーは岩井佑樹(首都圏学生ユニオン)、後呂良子(東京東部労組メトロコマース支部)、仁藤夢乃(女子高生サポートセンターColabo)、稲葉剛(自立生活サポートセンター・もやい)の各氏。司会は雨宮処凛さん(作家・活動家)で進められた。
 その後、参加者全員でグループに分かれディスカッションするワールドカフェも行われた。
 最後にSTAND UPTAKE ACTIONが参加者全員で取り組まれた。スタンド・アップキャンペーンは、貧困解決のための世界的キャンペーンのMDGs(ミレニアム開発目標)達成に向けて06年から毎年、世界反貧困デー(10月17日)前後に貧困解決を求める意思を示すために「立ち上がり」、「行動する」ことを呼びかけられたもの。
 活動交流では「人のつながりを強めることが支援する地域の力を強める」。
 シンポジウムでは、後呂さんは「非正規の希望のある生活は、みんなで声をあげて一緒に闘って勝つしかないと思っている」、稲葉さんは「国の貧困対策では、経済支援はまったくしない」と貧困が放置されている状況を語った。

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