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2015.05.19
第86回メーデー 労働法制改悪反対

  

 労働者の祭典第86回メーデーが、4月29日東京・代々木公園でメーデー中央大会が、5月1日には日比谷野外音楽堂で日比谷メーデーが開かれた。
 代々木公園の連合系メーデーでは4万人が参加し、@労働者派遣法の改悪阻止、A長時間労働抑止策導入、労働者保護ルール改悪阻止、「全世代支援型」社会保障制度の確立を求め、「STOPTHE格差社会!暮らしの底上げ実現に邁進し、働くことを軸とする安心社会」への扉を切り拓くと宣言した。
 日比谷野音の全労協系メーデーは7000人が参加し、集会後、デモ行進した。
 集会は、沖縄・辺野古に結集した沖縄県民を始め、全国から結集した仲間が腕を組み毎日歌われている「座り込めここへ」(今村一男詩曲)の全員合唱で始まり、主催者を代表して鎌田博一・国労東京地本委員長が挨拶し、都労連、都産業労働局、福島瑞穂参院議員が来賓挨拶を行った。
 決意表明には、郵政ユニオン・20条裁判原告、全国日系ブラジル人ネットワーク、全国一般東京労組フジビ支部などが登壇し、それぞれ訴えた。
 「労働法制の改悪反対!1日8時間労働制の破壊を許さない!、福島を忘れない!原発の再稼働反対、すべて廃炉へ!、集団的自衛権の行使反対!戦争国家体制を許すな!」というサブスローガンに示されるように安倍政権が狙う労働者派遣法改悪案の再々上程、「高度プロフェッショナル制」という名の残業無償化などの雇用破壊を許さない闘いを強めていく、戦争国家体制に反対して沖縄県民と連帯して新基地建設阻止、東日本大震災の被災者、廃炉・除染作業労働者と連帯して救援・復興に全力を上げて取組み、全ての原発を廃炉にしてエネルギー政策の転換を求めていく、とするアピールを採択した。


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