全労協、東京全労協団結旗開きが1月15日、東京都内で百余名が参加して開かれた。
主催者を代表して全労協・金澤壽議長が挨拶、新社会党・長南博邦書記長、労働弁護団の嶋崎量弁護士、平和フォーラムの藤本泰成事務局長、保坂展人世田谷区長が来賓として挨拶した。社民党・福島瑞穂副党首も開会直前に参加し、異例の扱いで金澤議長の挨拶前に祝詞を述べた。
全労協顧問の藤崎良三前議長の乾杯挨拶のあと、東京地評・松森洋一事務局長、中小ネット・平賀健一郎さん、韓統連の宗世一副議長らが連帯の決意を明らかにした。
最後に東京全労協の大森進議長の団結ガンバロウで幕を閉じた。
金澤議長挨拶要旨
日本の行く末を決める大事な国会開会で、今年は4日に闘いが始まった。安倍内閣は参院で3分の2を確保して憲法改正を画策をしている。私たちはこれを阻止するために全力で運動を展開する。
沖縄では新基地建設をめぐって政府と非和解的な闘いが続いているが、オール沖縄として闘われているこの陣形を私たちは学ぶ必要がある。安倍政権支持率は高いままで推移している。これを打ち破るにはオールジャパンの陣形を地域から職場からつくる必要がある。それは労働組合の責務だ。
トヨタの最高収益は我々の搾取によって成り立っているわけで、公平な分配と言われるが、この春闘で取れるところは取って、そして底上げしていくという賃上げの考え方がなければならない。
今年は歴史の岐路にある。次の10年に禍根を残さないために、力を合わせて、精一杯頑張っていきたい。
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