「NTT木下職業病闘争終結報告会」が3月4日、東京都庁内で開かれ、200名を超える支援の仲間たちが集い、34年間もの長期争議を闘い抜いた木下孝子さんに労いの言葉を贈った。
報告会のオープニングで木下さんの長女晶さんの友人のギターと、晶さんの歌声が響くなか、第一部が開始された。
纐纈朗共闘会議副議長の司会により進められ、大森進共闘会議議長の主催者挨拶につづき、野中保夫共闘会議事務局長から、共闘会議の経過報告と闘いの終結が提案され確認された。
来賓として福島瑞穂参院議員秘書の石川顕さんの挨拶と議員のボイスメッセージ、全労協金澤壽議長の挨拶を受けて、一部の最後に仲間たちを前にして木下孝子さんがお礼の言葉を述べた。
第二部は小関守共闘副議長の乾杯の発声でスタートし、闘いに関わった仲間たちが次から次に34年間の闘いに敬意を表した。また、ともに闘った争議団の仲間から争議勝利を目指して闘う決意が述べられた。
最後に、木下孝子さんを中心に夫の木下義男さんと長女の晶さんの3人が壇上に立ち閉会の挨拶を行った。闘いを支え続けた木下義男さんは、家族だけでは闘いきれない、皆さまのご支援で続けられた、また晶さんからは生まれた時から闘いの中にいたが幸せでしたとお礼の言葉があり、最後に団結ガンバローで締められた。
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