デイベンロイリネンサプライ梶iテーブルクロスやユニフォームなどのクリーニング業)の不当労働行為、残業代未払い、勤務時間・退職金のゴマカシ、退職強要、組合潰しを糾弾するために東京東部労組デイベンロイ労組支部は地域、友誼団体に呼びかけ4月18日、東京都品川区の本社前集会を開いた。
集会では町田貞一委員長が、デイベンロイ経営者がこの数年間、数々の不当労働行為を重ね、今年2月に東京都労働委員会から断罪される命令を受けながら、いまだに反省していないことを厳しく追及し、さらには退職金のごまかし、残業代未払い、退職強要など労働者への違法な扱いを正すよう求めた。
その後、大田区労協、南部全労協、東京全労協など地域の仲間からも連帯の発言を受けた。
集会は、デイベンロイは都労委命令を守れ、不当労働行為を繰り返すな、退職金をごまかすな、営業部の長時間労働を是正しろ、営業部の残業代を正しく支払え、有給休暇を正しく取らせろ、と会社に申し入れた。
この間、会社の数々の不法行為に対して組合は都労委に提訴して、2年11カ月に及んだ結果、2月22日に組合の勝利的命令を勝ち取っているが、会社は中労委に再審査の申し立てを行っている。
デイベンロイ社は4年前に就任した新経営陣の福島宏二専務が「労使関係をゼロから見直す」と発言し、協定を無視し、不当労働行為を連発している。「裁判でも都労委でもなんでもやって下さい。我々はいくらでも闘いますから」と組合に対する敵意を明らかにしている。
以前の経営者は誰の目にもデイベンロイの経営に真剣に取り組んでいるようには見えず、新しい経営陣を送り込んできたのは親会社であるサニクリーンとレスリー健山田社長であった。今日の責任のすべては経営側にあり、現在は会社は利益を順調に伸ばし、前期は2億近い利益を計上している。
さらに使途不明な家賃を年間7000万円近くも払っている。これらは低賃金を補ってあまりあると、組合は主張している。
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