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2018.02.27
組合攻撃を許すな
「全日建運輸連帯は闘う」


 
 「卑劣な組合攻撃を許さない緊急報告集会」が2月9日、東京の連合会館で開かれ、200人が会場を埋めた。
 報告集会は、組合に対する闘争妨害をする『週刊文春』、排外主義活動グループによる組合事務所乱入・暴行事件を動画と報告で糾弾した。
 報告は3点。@エム・ケイ運輸における4年の長期に及ぶ労働争議(労基法違反の長時間労働と賃金不払い)について、『週刊文春』は新年特大号(12月27日発売)で、「福島瑞穂が『脅迫・傷害』で捜査中の武闘派労組を支援する」など2本の記事を発行した。まるで組合が不当な行為をしている見出しで、読者を欺き福島参院議員もろとも悪役に決めつけた。組合は直ちに抗議の申入れをした。
 A同分会の職場改善の取組みを妨害しようと第三者を使った暴力行為で、分会長に重傷を負わせた。「職場改善と犯人の引き渡し要求」で、組合は泊まり込みで436日のストライキを続けている。
 B1994年の業界再建のため労組が協力して「大阪広域生コン協組」が発足した。ゼネコンの買いたたきと安値乱売を防ぐために共同受注・共同販売を目的に、兵庫県下内の協組を統合した。しかし、協組執行部は当初の目的から離反。
 執行部は「労働組合の分断、企業の兵糧攻め」で連帯つぶしを展開。街頭宣伝とユニオン会館乱入・暴行行為を繰り返す。「組合つぶしの資金は10億円あると豪語」して、弁護士や警察も動員して執拗に組合攻撃。
 集会は、宮里邦雄弁護士などの講演、4人から連帯の挨拶。最後に、菊地進全日建委員長から「組合攻撃に負けす、がんばろー」と声高く連帯した。


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