
最低賃金時給1500円キャンペーン全国実行委員会(最賃実行委員会)は、10月4日午前11時より東京渋谷センター街で『いますぐどこでも最低賃金時給1000円に!
時給1500円めざして、一日8時間労働でも暮らせる最低賃金に!』世界同時アクション2018東京行動を取り組んだ。
当日はこの行動に合わせたかのようにキャンペーンの時間帯があいにくの雨。しかし下町ユニオン、全国協全国一般、首都圏青年ユニオンなど20数名の仲間の参加でにぎやかに行われた。
アクションの発端はアメリカの「Fight for $15」という活動である。07年、08年全米に最低賃金引き上げの運動やストライキが広がり、ニューヨーク市やカリフォルニア州では実際に時給が15ドル(約1630円)に引き上げられた。
最低賃金引き上げは大統領選での争点にもなっている。
日本でも、最低賃金引き上げを訴える活動が活発化してきている。労働組合の潮流を超えて集まる「最賃実行委員会」は、今年で3年目を迎えた。
今年の課題は、@地域の賃上げ闘争と職場の賃上げ闘争と結合させる。A最低賃金の決定方式の改善をめざし問題点を社会的に明らかにする。→「鳥取方式」水準へ、B全国的に取り組める連帯組織の結成をめざす、C最賃大幅引き上げを政治課題にし、格差解消を地方の声にする、としてきた。
今年の総括はこれからだが、2019年の統一地方選挙に向けて候補者らに対して、最低賃金の引き上げを公約に盛り込むよう取り組む予定だ。
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