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  4. 2020.02.04
 
『安心・安全な建設現場守る』
元日行動で気勢 〜関生支援〜
全日建連帯関生支部の坂田さんが決意
 新聞報道によれば、昨年11月7日に124名の自治体議員が「民主主義の危機です。連帯ユニオン関生支部への大弾圧に反対する自治体議員の声明」、12月9日には研究者、弁護士700人で作る「日本労働法学会」有志78人による「警察・検察当局の憲法を無視した恣意的な法執行に強く抗議する」声明が発表された。

 さらに翌10日府労委、加茂生コンの事件で団交拒否を不当労働行為と認定とも報道された。このように、闘いの積み上げで「関生」を巡る情勢は少しずつ変わってきている。

 そうした中、2020年の元日行動が大阪市内で400名弱の参加のもと開催され、新たに政府・警察の不当弾圧に負けず、さらに闘いを進めていこうと確認した。集会で関生支部の坂田冬樹副委員長は、自分たちの正しさを確認して次のように報告した。

 「安かろう悪かろうの製品は入れさせない。また建設現場で安心や安全を守ろうと私たちはやってきた。そのことがゼネコン等大企業に都合の悪い運動であった。これが強要や恐喝とされている。これらがこの間の公判で明らかになってきた。私たちのやってきたことは間違ってなかった。

 そもそも、ストライキをして私たちの要求を勝ち取ることは、何も悪いことではない。

 今年も悪質な場合はストライキを打っていこうと考えている」。 さらに、関生滋賀勝手連の稲村守さんが、「一昨年8月から大津警察署で抗議行動、昨年9月にNさんの保釈を勝ち取り、以降毎週京都南警察署での抗議をしてきた。とくに南警察署は業務時間中の当て逃げや、同僚からうどん代を盗んだ警察官、さらに署長はパワハラで処分されている。こんな人がまともな労働運動をしている人を逮捕・監禁している。許せない」と報告した。

 集会のあと、不当労働行為の大阪府警本部ビルをデモで包囲して糾弾した。
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