卒入学式での君が代不起立の田中聡史さんに対し、都教委が学校に押しかけての「服務事故再発防止研修」の3回目を7月16日に強行した。
最初に到着した地元練馬の支援者の姿を見るや、副校長が校門前にやってきて、確認をしたという。
朝は河原井・根津の会と練馬の会、そしてほかの参加者も作ってきたプラカードを掲げ、出勤する教職員にチラシを配った。前回自転車から声をかけてくださった男性が、今朝は自転車を止めて「報告を読んでいます」と話された。
午後は、拷問「研修」開始の75分前に再び集まり、校門前でスタンディング。足元が悪いにもかかわらず、高齢の北村小夜さんがみえた。雨でも、車の中からプラカードに目をやる人は多かった。
副校長に、「私たちは要請書を校長に送り、電話で回答を求めたが、『席を外している』ということで電話もつないでもらえなかった」「校長の返事がほしいと伝えてほしい」と要求した。
「訪問研修」を、昨年までは月1回の割合で行ってきたのに、今年は7月に2回。なぜ、なのか、副校長に尋ねたが、「分かりません」だった。
「服務事故再発防止研修」に抗議する市民がいることは、都教委に示すことができた。
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