「日の丸・君が代」強制反対!10・23通達撤廃!2・13総決起集会が2月13日、東京・杉並区で開かれた。
集会では、「安保法制と教育」と題した大内裕和・中京大学教授の講演、教育現場から5人の教員、様々な闘いの現場からとして「2015・9・1立川防災訓練」反対闘争を闘う大西一平さん、共謀罪に反対する闘いを進める安藤裕子さんが報告、主催者から卒業式門前チラシ撒き、18歳選挙権の高校生に対する働きかけへの行動提起がなされた。
大内さんは、昨年の通常国会を振り返り、立憲主義解体による国家権力暴走の批判と、新自由主義グローバリズムによって深化する貧困化の批判として「賃労働と資本」の場における力関係を変革する運動の構築を熱っぽく語った。さらに、米中戦争を回避する民衆の反戦平和を確立する闘いの重要さを述べた。
大西さんは、昨年9月1日の立川市の防災訓練に自衛隊と共に大規模に小中学生が動員され、その根拠が「総合的学習」と位置づけられていたが、小学2年生にはその課目がないことを指摘すると、学校行事(遠足・見学等)の一環と糊塗したことを報告した。
訓練当日は、迷彩服のゆるキャラの登場と自衛隊の子どもたちへの接近が学校を通して進んでいることに警告を発した。
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