日本国憲法公布から73年目の11月3日、安倍改憲発議を許すな!と、全国各地で集会が開かれた。国会前では1万人、大阪・扇町公園では1万2千人が声を上げた。
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会など3団体主催の国会前では、安倍改憲は東アジアの平和と安定を壊すと、韓国2団体の代表が連帯挨拶した。
「ノー・アベ」のキャンドル集会を9回開いた安倍糾弾市民行動のパク・ソグンさんは、「平和の連帯で新しい日韓関係をつくろう」と呼びかけ、安倍政権のやり方は歴史を無視し、平和憲法を壊すと糾弾した。
東アジア平和会議のイ・ブヨンさんは、朝鮮半島は常に戦争の危機にあるとした上で平和憲法を守ることが東アジアと世界の平和を守ることと訴えた。
総がかり行動共同代表の小田川義和さんは、「臨時国会に自民党の改憲4項目を持ち出させないことが焦点」「沖縄県や政府が中止を求める中で、米軍が強行した嘉手納基地でのパラシュート訓練は占領時そのもの。日米地位協定の抜本的な見直しこそ国会の責任だ」と訴えた。
性暴力被害者に寄り添う活動をしている作家の北原みのりさんら6人が次々とスピーチ。立憲野党からは社会民主党、日本共産党、立憲民主党が連帯挨拶した。
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