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再々稼動に抗議
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一昨年からトラブル続き
関西電力は、4月から定期検査していた大飯原発3号機(福井県おおい町)を6月26日に再々稼働すると発表したが、この日、現地・大島では65人が参加して反対行動が取り組まれた。主催は「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」。
65人は正午から「声をあげよう!行動しよう!」とカンカン照りの下を3キロ、シュプレヒコールで訴えながらデモ行進した。
午後1時半、原発入り口で大飯原発の文能一成所長に実行委を代表して若狭の原発を考える会の木原壯林共同代表が関電の八木誠会長と岩根茂樹社長に、「大飯原発では、『特定重大事故等対処施設』いわゆる『テロ対策施設』が未完成であり、火山灰の降下に対する対策も不十分だ。その上、再稼働によって増え続ける使用済み核燃料・核のゴミの行き場もない。結局、若狭は永遠に核のゴミ捨て場になる可能性がある」として、一昨年の再稼働時からのトラブル続きの事態を指摘し、再稼働の資格はないとする文書を手渡した。
関電は、これまでは稼働を午後5時に実施していたが、この日は「夜9時稼働」ということが午後5時に判明。行動参加者は、5時20分まで怒りのシュプレヒコールをたたきつけて解散した。
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