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ゲノム食品いらない! 《上》
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移入動物のように 環境を害さないか
「ゲノム編集」で作られた食品や作物には多くの問題や危険性があるにも関わらず、安倍政権は昨年10月、安全性審査も表示もないまま「ゲノム編集食品を解禁」した。
これに対し、「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」や日本消費者連盟などは、解禁反対、たとえ解禁しても安全審査や消費者の選ぶ権利の保障=表示は最低限として政府への申し入れや署名活動などを全国で繰り広げてきた。
昨年9月には全国同時アクションを行い、東京で第一次集約の署名8万2552筆を政府(厚労省、農水省、環境省、消費者庁)に提出するとともにヒューマンチェーンで厚労省を包囲。1月30日にも厚労省を取り巻くヒューマンチェーンを行った後に衆院第一議員会館で院内集会を開き、3省1庁の担当者との意見交換を行うとともに、第二次集約36万5173筆を提出。提出署名は合わせて44万7725筆になった。 (署名提出は本紙2月11日号1面参照)
「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」代表の天笠啓祐さんを司会に行われた政府側との意見交換などを紹介します。
パルシステム東京の組合員(女性)
私の故郷の岡山県ではヌートリア(南アメリカ原産の小型哺乳類。別名は沼狸)が川に繁殖している。農水省のホームページを見ると、持ってきた当初はよかったが農作物や環境に害を及ぼすものだということが分かってきた。
ゲノム編集食品、作物に関しても同じようなことが言えるのではないか。どう考えるのか。
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