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2019.03.19
『豊かな自治』を訴え 首相官邸候補と対決
北海道知事選 石川さん勝利を

 北海道知事選に立候補する市民と野党の統一候補・石川ともひろ候補(45歳=元衆院議員)は、「北海道独立宣言」で豊かな自治を実現しようと訴え、勝利を目指して全道を精力的に駆け回っている。

 高橋はるみ知事の参院鞍替えで自公・首相官邸は、鈴木直道前夕張市長(37歳)を擁立するのに対し、市民と野党は政府・与党に真正面から戦いを挑む。同じ構図で、市民と野党が昨年9月の知事選で勝利を収めた沖縄県の玉城デニー知事が告示前日・20日に札幌市で開かれる総決起集会に駆けつけ、石川候補を応援する。 

 「北海道VS首相官邸」の闘いで、石川候補が勝利すれば、沖縄に続く安倍政権への痛撃となるだけに、市民と野党は告示前から総力戦に入っている。

 石川さんが立候補に当たって、「国の言いなりでは、道民のいのちと暮らしを守れない」として表明した「豊かな自治の実現」の内容は、@憲法を生かした地方自治AJR路線存続BIR(カジノ)に頼らない観光振興C脱原発と再生可能エネルギーの普及D人口減少問題と北海道の特殊性を生かした産業振興E働きやすい職場環境づくりと格差解消F社会保障と教育・子育て支援などだ。

 新社会党北海道本部(渋谷澄夫委員長)では、全国の党員・本紙読者に、「石川勝利へ北海道に住んでいる家族や親戚・知人友人に電話・はがき・親書・メールなどで、『北海道知事には石川ともひろさんを』と呼びかけてほしい」と訴えている。



いしかわ知裕 
1973年、北海道足寄町生まれ。96年に早稲田大学商学部卒業後、国会議員秘書を経て07年、北海道11区で衆院議員に初当選。12年3選を果たすも13年に辞職。家族は、妻の石川香織衆院議員と2人の子ども。

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