徳島県知事選は、現職に新人2人が挑む構図となり、新社会党は共産党公認の天羽あつし候補(68歳)を推薦している。他に自公推薦で5選を目指す現職の飯泉嘉門氏(58歳)と、元県議で新人、自民党衆院議員が推す岸本泰治氏(61歳)が立候補する。
天羽候補は、「消費税10%・9条改憲・大軍拡の安倍政治NO!」を正面に掲げ、「清潔、誠実、住民と共に歩む」と暮らし・福祉充実を訴え、県民不在の飯泉県政との決別を呼びかける。新社会党は、県本部の吉川雅雄書記長が「福祉推進・生活弱者の視点の県政実現を確信」と期待する声を寄せている。

あもう篤
1950年、高知県安芸市生まれ。近畿大農卒。農林省小松島出張所勤務、83年から小松島市議8期。現在、日本共産党阿南地区副委員長。
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