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2019.04.02
投票まであと5日
勝利への追い込み 北海道知事選
 沖縄知事選 再現を 〜石川さん支持拡大〜
  統一自治体選・前半の投票日4月7日まで後5日。3月21日告示の11知事選はじめ24日告示の6政令市長選、29日告示の41道府県議選、17政令市議選は最終盤に突入。知事選は唯一の与野党対決の北海道、「都構想」に執念を燃やす大阪維新が知事・市長のクロス選挙に打って出た大阪が焦点だ。北海道は首相官邸候補と対決している石川ともひろ候補(45歳)が勝てば、改憲・生活破壊に暴走する安倍政権への痛撃となる。大阪で維新候補を破れば、大阪都構想を葬り去ることができる。新社会党は、焦点の戦いを軸に全国で公認・推薦・支持の議員候補の当選に総力を上げている。

 胆振東部地震の被災地・厚真町で北海道知事選の第一声を上げた石川ともひろ候補は、政策の柱である人口減少問題について、「雇用を確保し、安心して子育てできる環境をつくる。医師に地方で勤務してもらう仕組みをつくり、どこでも医療を受けられるようにしたい」と訴える。

 そして、「中央依存のトップリーダーでは道は発展しない」と「北海道独立宣言」を強調、自・公・大地が推薦する首相官邸候補との違いを鮮明に打ち出す。また、JR北海道の鉄路を守り、脱原発、カジノ(IR)反対も明言して支持を広げる。

 第一次産業が安倍政権の切り捨て政策で厳しい状況にある中、「道民のためにならないことは闘っていく」。さらに、再生可能エネルギーを合わせて胆振東部地震で起きたブラックアウトを起こさない体制を作り、次の北海道150年をどう導くか決断でき、頼れるリーダーとして引っ張ると力強く訴えている。

玉城デニー知事応援に駆けつけ
  告示前日の3月20 日、札幌市内で開かれた「北海道独立宣言」総決起集会には2200名が結集した。集会には、玉城デニー沖縄県知事が駆け付け、「北の大地のリーダーとして、石川さんを応援していこう!」と呼びかけ、万雷の拍手を浴びた(写真上)。玉城知事は、翌日もJR札幌駅前で車上から石川支持を訴えた。

 石川候補を支えているのが、「戦争させない市民の風・北海道」だ。連日、各地で集会、駅頭やショッピングモールでの宣伝、スタンディングなどのほか法定ビラの証紙張りと配布、ハガキ書きなど様々な活動にフル回転。また、ネットで繋がりOB・OGパワーを存分に発揮している。

 こうした市民と野党の共同による戦いを、他の首長・市町村議選に広げ、参院選挙前の戦いで、安倍政権に痛烈なダメージを与えなければならない。

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