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  4. 2019.06.18

参院山形選挙区
芳賀道也さんが野党統一候補    

 
 目前に迫った参院選挙に向けて6月1日、新社会党など立憲5野党は山形選挙区(改選数1)で元山形放送アナウンサーの芳賀道也氏(61歳)を野党統一候補(無所属)として闘うことを決定、山形市内で記者会見して発表した。

 芳賀道也さん(左から2人目)記者会見する山形県の野党の責任者。右端が新社会党の中村平治・県本部委員長

 舟山康江参院議員と芳賀氏が立ち会い、国民民主党県連、立憲民主党県連、社民党県連、共産党県委員会、新社会党県本部の代表が5項目にわたる「選挙協力に関する確認書」に署名、締結した。各党代表は一本化の努力を評価し合い、山形から自公の壁を切り崩すために全力をあげると誓い合った。

 確認書は、@家族農業を支援し、地域を守るA安保法制の廃止と集団的自衛権の行使容認の撤回を求めるとともに安倍政権下での憲法改正に反対B原子力エネルギーに依存しない社会をめざすC消費税引き上げに反対D安倍政権の打倒と補完勢力を少数に追い込む5項目。

 舟山氏は5項目について、「自公との違いを鮮明にし、これだけは絶対に譲れない全体の決意である」と強調。また芳賀氏は、「責任の重さを痛感している」とし、「地方が貧しく、大都市が得するような政治を今こそ変えなければならない。中央一極集中を廃し、どこに住んでも希望が持てる政治をめざす」と力強く決意を述べた。

 山形選挙区は、自民現職の大沼瑞穂氏(40歳)が立候補を予定しており、与野党の一騎打ちとなる。3年前は、統一候補の舟山氏が12万票の大差で圧勝したが、今回は現職相手であり、勝利は市民と野党の共闘で県民の支持をどこまで広げられるかにかかる。

 新社会党県本部は、中村平治委員長を先頭に野党共闘の一翼を担い全力で闘う方針だ。
          

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