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  4. 2019.07.02

参院新潟のうち越選対 野党が統一事務所
広く支持広げ勝利を       
 参院新潟選挙区(改選1)に立憲野党推薦(無所属)で立候補する、うち越さくら候補(51歳)の選対は6月8日、新潟市中央区で「ともにさく、新潟」の事務所開きを行い、県内から130人が参加した。

 うち越事務所は今回初めて立憲野党の「統一事務所」の構成になり、立憲、国民、共産、社民、新社会、緑の各党から専従が張り付いており、新社会党県本部から小林義昭委員長が入っている。

 事務所開きでは、選対本部長の西村智奈美衆院議員らの挨拶の後、うち越さんは、「忖度(そんたく)政治ではなく、『誰ひとり取り残さない政治』を新潟から確立したい」と力強く決意を述べた。 うち越さんが、「忖度政治」と批判するのは相手候補の元国交副大臣で自民現職の塚田一郎氏(55歳)の「忖度発言」だ。

 塚田氏は、4月1日に北九州市で開かれた集会で山口県下関市と北九州市を結ぶ道路整備を巡り、安倍晋三首相や麻生太郎副総理兼財務相に「忖度した」などと述べた。発言は激しい批判を浴び、国交副大臣、自民党新潟県連会長の辞任に追い込まれた。

 新潟選挙区は、市民と野党の統一候補vs自公の「忖度」現職の構図だが、事務所開きでは、「自公の支持基盤にもウイングを広げ、広範な県民の支持を勝ち取ることが勝利を切り開くカギ」として安倍政治への国民・県民の不安と怒りを大きく結集する行動提起を確認した。

 また、憲法や原発、消費税、沖縄新基地問題など国政の根幹部分を軸に、暮らしや地域経済への希望を大いに語り、県民・有権者の願いと要求にかみ合う対話をどんどん広げていくことも確認し、県内各地に続々と結成されている「地域連絡協議会」を中心に決起集会や「うち越さくらと語る会」などが活発に開かれている。
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