円谷寛さん 返り咲く
福島・鏡石町議選 |
任期満了に伴う福島県鏡石町議選(定数12)は8月25日投票、即日開票の結果、新社会党推薦の元職、円谷寛さん(76歳)は289票を獲得、11位で前回の雪辱を果たして8期目の当選を勝ち取った。13人が立候補した。
円谷さんは4年前の選挙の際に、“円谷降ろし”攻撃を受け、また交通事故をでっち上げられて裁判闘争となった。無罪を勝ち取って選挙を闘ったものの惜敗した。今回も現職中に訴え続けてきた「議会の正常化実現」を公約に選挙を戦った。
円谷さんは7期・28年の間、一般質問を111回行い、議会の正常化など求めてきたが、妻の桂子さん(75歳)が6年前に脳梗塞で倒れ、介護と議会活動、裁判闘争、農業と忙しい日々を送った。そうした逆境の中でも、前回の雪辱を果たし、議会の正常化を実現しなければと改めて決意を固めて立候補、勝利を勝ち取った。
鏡石町は特産の胡瓜や果樹(ナシ、モモ、ブドウなど)の栽培が盛ん。全国で過疎が進む中、鏡石町の人口は横ばいを維持する。
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