任期満了に伴う広島県福山市議選(定数38)は4月5日投票、即日開票の結果、新社会党が推薦した現職2、新人1の3人が当選し連続7期務めた川崎卓志さんが今期限りで引退したが、改選前の議席を守った。
選挙戦は、46人が立候補する激戦だったが、投票率は38・34%で前回(44・69%)を6・35ポイント下回り、戦後最低を更新した。
新社会党推薦で無所属、6期目に挑戦した池上文夫さん(68歳)は3698票を獲得、12位で当選を果たした。池上さんは、「安心・安全・福祉のまちづくり」を真正面に掲げて全力投球し、支持を広げた。

同じく新社会党推薦で無所属、5期目を目指した西本章さん(67歳)は3228票、23位で当選した。これまで「人がすき、平和がだいすき」をキャッチフレーズに活動を続けてきたが、今回も「人がつながり、安心して暮らせる、やさしい街づくり」を訴えた。
新人で新社会党が推薦した小山友康さん(64歳)は立憲民主党の公認で3200票を獲得、24位で初当選を果たした。
小山さんは、民間会社などを経て1985年から福山市職員として主に啓発部門で勤務し、すべての市民の暮らしと人権を守る仕事に力を尽くしてきた。
また、選挙戦で「あなたの願いを市政に届けるパイプ役として働く決意」を真正面に掲げて奮闘、支持を訴えた。 |